銀河英雄伝説 外伝1・2制覇!!

mixiに日記のつもりで書いたら、ちょっと深かったので趣味日記に転写。


LD-BOXでは持っていたものの手付かずだったアニメ版「銀河英雄伝説」の外伝1・2期を見終わりましたよ。
私がファンであるヤンの出番少ないやら声優違うやらと聞いてしまうと、どうも観る気にならなかったんだけど、いざ観てみると面白いネェ。
外伝と言っても全52話もあるのですが、1ヶ月ちょっとで制覇してしまいました。基本的に1エピソード4話構成は起承転結がしっかりしていて見やすかったですな。


今さらネタバレってこともないのだが、感想を書いていきます。
ちなみに原作はまったく読んでいません(笑)


【白銀の谷】
宇宙なのに立体ではなく平面wな艦隊戦で有名な銀英伝ですが、今回は若かりしラインハルトとキルヒアイスが戦車戦をやります。ラインハルトは味方から命狙われてばっかりだなぁ(^^;


【朝の夢、夜の歌】
はぁ!?殺人事件の犯人探し??いやはや名探偵モノをやるとはびっくりでした。


【汚名】
キルヒアイスの事件簿ですね。こっちは麻薬の元締めを探すような話です。外伝はどれもキルヒアイスが輝きまくってる。ある意味、ラインハルトのフォローが出来るからこそなんだけどな。


【千億の星、千億の光】
帝国の話ばっかじゃねーかと思わせておいて、シェーンコップ登場!!!やったぜ!!会いたかったヨ〜。彼が連隊長になる経緯がわかります。歴代のローゼンリッターの連隊長には帝国へ逆亡命する者も数名いるらしく、その1人がラインハルトと功を競います。
ラインハルトたちが中心の話なのだが、シェーンコップの無双っぷりが印象に残るな。もちろん主役?の赤毛クンはシェーンコップと刃を交えても死にません。流石だ。
艦隊戦でありながら、強襲艦からの白兵戦で敵艦を占拠しまくり、帝国の通信回線を使って下品な挑発で敵将をあぶりだすシェーンコップたちがカッコイイ!普通に考えたら「ネェよ!」な展開なのだが、そこを面白くできるのは銀英伝のキャラが魅力的だからだね。


【螺旋迷宮】
ヤンの生い立ちがわかったり、「エル・ファシルの英雄」のエピソードが観れます。また同盟の歴史に残る名将アッシュビー提督が、勝ちまくれた理由がなるほどと思わせた。
なにげにパトリチェフが大活躍wヤン艦隊の幕僚なのに「よせよ、痛いじゃないかね」しか印象なかったんだよ。


【叛乱者】※アニメオリジナル
ここから3本のオリジナルはとてもよくできてました。原作しか知らない方は一度観てみてください。流石はラインハルト様と言いたくなるような天才っぷりです。キルヒアイスは良く出来た嫁ですね(を


【決闘者】※アニメオリジナル
ラインハルトが貴族の決闘で代理人を務めます。本来なら命までは落とさない決闘なのですが、対戦相手はさる事情でラインハルトの命を狙う暗殺者でした。
はい、ラインハルトのアレにはビックリですね。これネタバレしたらこのエピソードを観る価値ないってくらいです。原作ファン怒るかもなぁ(笑)
あとセリフが面白いのが多いですね。


<決闘者を決める際>
ラインハルト「先に手を上げたほうに優先権がある。たまには譲れ」
キルヒアイス「!? たまにはって、いつもいいところ持っていくじゃないですか」(心の声)


<男爵夫人にジークと呼ばれて>
キルヒアイス「僕をジークと呼んでいいのはアンネローゼ様だけなんだが・・・」(心の声)


【奪還者】※アニメオリジナル
ラインハルトの副官にワーレンがいるのがナイス!あとは同盟ファンの私に何を語れと?w


【第三次ティアマト会戦】
同盟軍の若僧が出しゃばったせいで、ラインハルトが功績独り占め。ビュコックの爺さんは貧乏くじばっかだなぁ。
ラインハルトに意見する無能な参謀長が素晴らしく良いキャラw
金髪がイライラしていると思わずガッツポーズなオレはよほどヤツがキライなんだな(笑)
話のラストで旗艦ブリュンヒルトを手に入れて終了。このときの金髪と赤毛の無邪気っぷりな顔が印象に残る。