プロレスリングノア7・18東京ドーム【ネタバレ】

私がプロレスを語る上で必要な三沢X川田の対決が5年の歳月を経て実現しました。自ら団体を立ち上げた三沢と全日本に残った川田。この放送を見届けるため、スカパーの専用チャンネルを契約し準備万端でしたがその日はなんと夜勤!録画したものをみることは仕方がなかったのですが、試合結果がわかってしまってはいっきにテンションが下がります。夜勤明けの電車の中でスポーツ新聞を一切見ないことができるか?無理!! ならばどうする?と考えていたら日本テレビで真夜中3時間枠で放送するではないですか(^^) その日は職場で吼えまくっていましたw


 【金丸 X KENTA】
ノアのジュニアヘビーはレベルが高いと言われますが、この両者の対決も好カードです。チャンピオンの金丸は攻守とてもバランスがとれたレスラーで、その弱点の少なさが5回の防衛記録を生み出してます。対するKENTAはキックに定評があるレスラーで、さまざまな蹴りのバリエーションで攻めまくります。スピーディーな攻防を繰り広げ、新チャンピオンに君臨したのはKENTA。私はこのジュニアヘビーの更なるレベルアップには丸藤が必要だと思っているので、ジュニアの体格でありながらGHCヘビータッグのチャンピオンである丸藤に是非とも挑戦してもらいたいです。


 【小橋 X 佐々木健介
豪腕対決と名付けられたプロレス史に残るベストバウトです。お互い引くことを知らないプロレス馬鹿です。「相手の技を受け止めて倍にして打ち返す」というヘビー級の理想とする戦いを実現してくれました。『逆水平チョップ祭り』ともいうべきお互いあわせて190回打ちあう逆水平の打ち合いは、まさしくプロレス馬鹿の両者だからこそ実現できました。お互い胸がミミズ腫れになっていましたねぇ〜 最後は小橋がラリアットで勝利! 過去に大きな怪我もしましたが、屈強なボディと精神力をあわせもつ小橋建太は年齢的にも今が一番強いのではないのでしょうか? GHCヘビー級チャンピオンとして13度の防衛が彼の強さを物語っています。


 【三沢 X 川田】
いやぁ〜 私が中学生のときからワクワクしながら見ていたカードが久々にみれました。5年の歳月を経ても全く変わってない攻防ですね。得意のキックで攻めまくる川田と、それを極力ダメージを減らしながら凌ぐ三沢。そして三沢がプッツンするとデンジャラス〜なカウンター! 川田も負けじとデンジェラスなパワーボム!! 並みのレスラーではこの攻防はできません。「おまえには負けない」という二人の意志が伝わってくるすばらしい激闘でした。川田は「終止符を打てなかった」と言っているので次回この二人の対決はあるのでしょうか?「この二人を除いて平成のプロレス史は語れない!」というくらいのすばらしいレスラーです。感動をありがとう!!