逆転裁判

タイトル：逆転裁判
ジャンル：アドベンチャー　メーカー：カプコン　機種：ＧＢＡ　発売日：2001/10/12

「異議あり！！」「待った！！」などの声が飛び交う法廷バトルを紹介します。

「逆転裁判」はゲームボーイアドバンスの性能を発揮し、携帯ゲーム機の作品とは思えないほどの完成度を持っています。また「法廷」という座位が高いイメージを、個性の強いキャラと、ウソの証言をみやぶるだけという簡単なシステムでとっつきやすく作られてます。

物語は、新米弁護士の成歩堂龍一（なるほどう りゅういち）が、霊媒師の綾里真宵や天才検事の御剣怜侍などと出会い、有罪確定の依頼人たちを無罪にしていくものです。
ゲームの流れは、主に「探偵パート」で事件の情報を掴み、「法廷パート」で依頼人の無罪を勝ちとるべく検事側と戦い（この表現が適切ｗ）ます。

私は「殺人事件の推理モノ」があまり好みではなく、殺人事件しか取り扱わない「名探偵」ってのはどうかとよく考えます。迷子の子猫探すだけでもいいぢゃん(^^；；
このゲームも「殺人事件」を取り扱うわけですが、血なまぐさい演出はいっさいなく、お笑いとツッコミの応酬で思わず人が死んでることを忘れてしまうくらいです。そもそも「霊媒」とか「幽霊」とかが出てくるところでリアリティなんて存在せず、マンガの世界に突入しているのですが・・・（笑）

『個性豊かなキャラクターが繰り広げるドタバタ法廷物語』
そんなお笑い要素が強い物語でも、「弁護士と検事のありかた」や「弱き人を守りぬく」といったテーマはしっかりしていて、単なるキャラゲーで終わってないところはさすがだと思います。逆転逆転また逆転と常に崖っぷちの展開も遊んでいて飽きません。

現在、「逆転裁判」は１〜３まで発売されており、とりあえずは完結しています。
「ボリュームが少ない」「トリックが幼稚」「矛盾がありすぎ」などいろいろな意見もあるとは思いますが、最近の低迷しているゲーム業界で私が最も推薦できる１本です。

※そのうちプレイ日記書きたいですネ〜♪